SOLUTION

建物解体工事のタンク残液抜取・洗浄・処分

建物の解体工事では、図面などの事前調査では発見できなかった埋設タンクや配管、廃油で満たされたコンクリピットなどが、工期中に掘り起こされることがあります。

事前調査で判明していないということは、解体対象としている建屋より前の建物の構造物が不適切な方法で解体、埋設されてしまったものです。それにより、タンクなどの廃液が不明のため、事前に現地調査やサンプル分析を行い、コンプライアンス厳守で処理を進めなくてはなりません。また、経年劣化や重機による損傷のため、漏洩の危険があります。

そのため、化学的な知識を有し、適切な安全対策を行える業者でなければ作業を行うことができません。

サンケイにお任せください

サンケイは、解体現場で掘り起こされたタンクの廃液抜取・洗浄工事の実績が豊富にあります。

また、地下のコンクリピットに溜まった不明廃液の調査・抜取・洗浄工事にも精通しています。

環境分析会社で環境調査に従事していたスタッフも在籍し社内研修でケミカル知識や過去の豊富なケーススタディを共有しています。

解体現場で廃液を漏洩することなく、適切な安全防具を着用し、作業員の安全を確保したうえで工事を進めます。
さらに、周辺への有害物の飛散にも十分注意し、万全な対策を講じて行います。

対応可能な作業事例

  • 重油埋設タンク
  • 固化した原料タンク
  • 廃油が流入した湧水ピット
  • 油泥で埋まった地下ピット、側溝
  • 工程が不明な薬品タンク
  • 地下3階や屋上での回収作業

タンク洗浄のプロセス

現地調査

まずは、専門スタッフが現地調査にお伺いします。

図面や聞き取り、設備の構造をもとに、建物で使用されていた薬品や油を想定し、サンプル採取も含め、除去対象物の性状を特定していきます。廃掃法や特化物、関連法規などを遵守しながら、工期や現場状況に合わせてお見積り、工法のご提案をさせていただきます。

抜取・洗浄作業

バキューム車によりタンク内に残っている油の抜き取り、中和剤を流し配管に残った油を乳化させて洗浄します。
そして送風換気を行い、タンク内の酸素濃度を測定したうえで作業員がタンク内に入り、タンク内に中和剤を吹き付け、壁や底についたスラッジを洗浄します。

処分

抜取した廃油、洗浄水は、油水分離処理により燃料としてリサイクルされます。原料タンクやスラッジを多く含むもの廃液・汚泥でも、最適な処理提案をさせていただきます。

神奈川県を拠点とした産業廃棄物処理業者

サンケイは、神奈川県高座郡寒川町に本社を置き、平塚にも支店を持つ産業廃棄物処理業者です。
NDKグループの一員として神奈川県を拠点として活動しています。

グループ会社は横浜市や川崎市、千葉県柏市にも存在し、関東一円をカバーしています。
東は千葉から、西は静岡・山梨まで、幅広いエリアに対応可能です。

横浜、平塚、川崎などの神奈川県内の事業者様はもちろん、 関東エリア(東京、埼玉、千葉)や静岡、山梨の事業者様で、タンク廃液の抜取・洗浄・をしたいという方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

  • SDGs
  • ソリューション
  • 工事事例
  • 許可証