排ガス洗浄塔(スクラバー)の充填物交換工事 (製造業@茨城県内)
排ガス洗浄塔(スクラバー)を使用していると塔内や充填されているテラレット(吸収性の高いプラスチック)等ろ材に段々と汚れが溜まっていき、十分に効果を発揮できなくなってしまいます。そのため、定期的な交換もしくは洗浄作業が必要となります。
サンケイでは充填されているテラレットの抜出から、スクラバー内部の洗浄、新テラレットの入れ込みまで同時に対応できます。
その実際の事例をご紹介します。
工事の概要
お客様のご要望
排ガス洗浄塔(スクラバー)の定期メンテナンスにおいて、充填物(テラレット)の交換工事を計画しており、塔内の洗浄を行った後に新しいテラレットを入れ込みたいと考えていたため、交換と洗浄作業を同時にできる業者を探しているお客様からのご依頼でした。
複数業者に依頼すると工期がのびたりコストが増えるため、ご希望のすべての作業を一貫対応できるサンケイにお声がけいただきました。
当社の提案・施工
スクラバー内部のテラレットの抜出から塔内洗浄、新テラレットの入れ込みまで一貫して行いました。
安全保護具の着用や塔内の酸素濃度の測定等、安全対策を万全に行い、手作業による抜出や高圧洗浄機での塔内清掃を行い、最後にユニック作業による新テラレットの入れ込みを行いました。
工事の詳細
業種 | 製造業 |
対象施設 | 環境事業施設 |
対象設備 | 排ガス洗浄塔(スクラバー) |
工事種類 | 清掃・メンテナンス工事 |
ご要望の背景 | テラレットの交換工事と塔内の清掃を同時に行ってほしい。 |
工事の様子
before
after
当社スタッフより
充填物の交換前には必ずスクラバー内部の洗浄が必要不可欠です。新たな充填物を入れ込む前に塔内を洗浄することでその充填物は十分な期間、機能し続けることができます。
また、スクラバー内部には化学薬品が残存していることもあるため、専門的な化学知識が必要となります。
サンケイは、そのような危険な化学薬品に対する知識も豊富なため、スクラバーの充填物交換工事を一貫して行うことができるというのが大きな特徴です。
抜取り回収したテラレットの処分もご対応可能ですので、これにより工期・コストを削減することができます。