SOLUTION

焼却炉の洗浄・解体・撤去

工場の停止、設備の大規模改造などにより設備の解体・撤去工事を行う場合、焼却炉については特に注意が必要です。

廃棄物を焼却するとき、ダイオキシンなどの有害物質が発生してしまいます。

解体工事を行う際に作業員が炉内に残っているダイオキシンをばく露してしまったり、有害物質を周囲に飛散してしまう可能性があるからです。

焼却炉での作業は、厚生労働省によって「廃棄物焼却炉施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策要綱」という法令が定められており、それにしたがって安全に作業する必要があります。

サンケイにお任せください

サンケイは、工場敷地内に設置されて不要となった焼却炉の解体工事をこれまで数多く行ってきました。

スタッフは、特定化学物質に関する教育を受けており、資格を保有するスタッフが現場の監督を行っています。

また、サンケイは焼却炉の清掃から解体工事、さらには清掃の際に回収した有害物質を含む特別管理産業廃棄物の運搬・処理までを一貫して行うことができます。

一社で完結して行うことで、工事に係るコストと時間を最小限にすることができます。

作業プロセス

事前調査

炉内の汚染物のサンプリング・空気中のダイオキシン類濃度の測定を行います。
基準値を超える汚染物が検出された場合は、追加調査が必要になります。

工事レベルの決定

事前調査の汚染物サンプリング調査の結果を受けて、工事の具体的な方法を決定します。
汚染物の濃度が濃いほど、工事に使用することができる器具が限られ、より安全への注意が必要となります。

汚染物除去

周辺に有害物質が飛散しないように焼却炉を養生し、作業員は事前調査に応じた保護具を着用して作業します。
また、除去前後の写真を撮影し、保存します。
専用の車両で回収した汚染物を運搬し、処分まで行います。

解体・撤去

事前調査の汚染物サンプリング調査の結果を受けて、工事の具体的な方法を決定します。
汚染物の濃度が濃いほど、工事に使用することができる器具が限られ、より安全への注意が必要となります。

廃棄物焼却炉施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策要綱

目的

廃棄物焼却炉を有する施設での作業において、労働者のダイオキシン類へのばく露防止の徹底を図ることです。

ダイオキシン類とは

ポリ塩化ジベンゾフラン、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン及びコプラナーPCBなどを指します。

対象となる作業

焼却施設での運転・点検作業、解体作業、運搬作業です。

適用範囲

火床面積が0.5平方メートル以上又は焼却能力が1時間当たり50キログラム以上のものに限ります。

講じるべき措置

特別教育、作業指揮者の選定、発散源の湿潤化、保護具の管理・選定、喫煙等の禁止、空気中のダイオキシン類濃度の測定、対象施設の情報提供、作業場所の分離・養生、周辺環境への対応などが挙げられます。

神奈川県を拠点とした産業廃棄物処理業者

サンケイは、神奈川県高座郡寒川町に本社を置き、平塚にも支店を持つ産業廃棄物処理業者です。
NDKグループの一員として神奈川県を拠点として活動しています。

グループ会社は横浜市や川崎市、千葉県柏市にも存在し、関東一円をカバーしています。
東は千葉から、西は静岡・山梨まで、幅広いエリアに対応可能です。

横浜、平塚、川崎などの神奈川県内の事業者様はもちろん、関東エリア(東京、埼玉、千葉)や静岡、山梨の事業者様で、焼却炉の解体・撤去をしたいという方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

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