SOLUTION

グリストラップの清掃

物流拠点や製造工場は、下水道法によってグリストラップの設置が必要とされています。

グリストラップは第1槽~第3槽に分かれ、排水から残飯や油脂、沈殿物を下水道法により定められた基準まで除去する役割を持っています。

自分たちで定期的に清掃などを行う必要がありますが、それを怠ってしまうと悪臭や配管のつまりによる逆流、さらには下水道法に触れてしまうなど、最悪の場合営業を止めなければいけない事態にもなります。

従業員の職場環境改善などのためにも、しっかりと清掃して正常に保ちましょう。

まずは自治体のガイドラインを確認

グリストラップの役割や清掃の必要性はわかったものの、具体的にどのような方法で行うのか、どれくらいの頻度で行えばいいのかわからない、と言った方もいると思います。

その場合はまず、自治体によってグリストラップの清掃ガイドラインが発表されている場合がありますので、そこを確認しましょう。

ガイドラインには、以下のようなことが書かれています。

  • それぞれの部品の清掃方法
  • 堆積物の目安と清掃の頻度
  • 清掃時の注意点

清掃で発生するごみは産業廃棄物に分類される

グリストラップの清掃によって出てきた油脂などのごみは産業廃棄物に分類されるため、勝手に一般廃棄物と同様に処分することはできません。

産業廃棄物処理の許可証を持った業者に依頼して、運搬・処理してもらう必要があります。

部品の劣化具合をチェック

「グリストラップの部品が故障してしまって悪臭等により営業できない」という事態を避けるため、古くなった部品があれば交換しましょう。

グリストラップのフタは鉄製とステンレス製のものがあり、前者の耐用年数が5年、後者の耐用年数が10年程と言われています。

しかし、使用状況によっても劣化具合は異なるため、いつから使用しているものかについてや、目視での部品のチェックも必要となります。

定期的に清掃してもなかなか悪臭がなくならない、、、

ガイドラインに沿って定期的にごみの除去を行っているにも関わらず、悪臭がなくならないということもあります。

その場合は、そこに溜まったスラッジというヘドロ状の汚泥が原因と考えられます。

長期間そこに溜まったままのスラッジは取り除きづらく、自分たちでは対応できないことが多いです。

そのような場合は、専門の業者に依頼することをおすすめします。

グリストラップの清掃から処理までを一貫対応

私たちは、神奈川県に拠点を持つ産業廃棄物処理業者です。

設備のメンテナンスや調査、清掃・解体・撤去工事なども行っています。

ケミカルな知識を持ったスタッフが安全や周辺に考慮して適切に清掃を行います。

吸引車による残液の抜き取りからスラッジの除去、配管内清掃、槽内部の清掃や各部品のチェック等も行います。

清掃により発生したごみも適切に運搬・処理いたします。

グリストラップの清掃でお困りの方は、私たちにお気軽にご相談ください。

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