集塵機の清掃解体撤去処分
@神奈川県内
工場閉鎖や設備更新などで集じん機を解体撤去処分する際、何を吸引していたのかを確認する必要があります。工場内で有害物質を使用していた場合、集じん機のフィルター等に有害物質が付着している恐れがありますので、専門業者に依頼しなければいけません。
特に特定有害物質にあたるヒ素、水銀、重金属、カドミウム、鉛、セレンといったものが付着していたらより注意が必要です。
サンケイでは有害物質が付着した集じん機の清掃解体撤去処分も行っております。専門知識・経験に富んだスタッフが作業を行うため安全に作業を終えることができます。
その実際の例をご紹介します。
工事の概要
お客様のご要望
工場を閉鎖するため不要設備や休眠設備を撤去していたら、その中に有害物質が付着している集じん機があった。設備撤去を依頼していた解体業者には対応できないと断られ、困っていたところご依頼をいただきました。
当社の提案・施工
まず初めにお客様にヒアリングを行い、集じん機に接続されている工場内のダクトを確認致しました。工場内から集塵機へつながるダクトにも集じん機内と同様に有害物質が付着している可能性が高いため、ダクトの撤去も有害物質への対応が必要であることをお伝えしました。
そのため、集じん機とダクトの清掃解体撤去どちらも一貫して対応することをご提案しました。
集じん機を解体する前に、フィルター及びリテーナーの除去と集じん機内の内部清掃を行いました。除去したフィルターとリテーナーは弊社の協力会社により安全に処分を行いました。
また工場内から集じん機につながっていたダクトは壁を貫通していたため、貫通部分の補修もして工事を終えました。
工事の詳細
業種 | 化学製造業 |
対象施設 | 研究棟 |
対象設備 | 除害設備(集塵機) |
工事種類 | 清掃解体撤去 |
ご要望の背景 | 工場閉鎖の為、有害物質が付着している集じん機を解体撤去してほしい |
工事の様子
before
after
当社スタッフより
今回の工事は、気温が高い夏の時期に行いました。
有害物質除去作業を行った作業者は安全対策のため防護服とマスクを着用して作業を行わなければならず、熱中症のリスクが高くなります。しかし、豊富な経験実績による作業の効率化と事前の対策もあり、体調不良者をだすことなく作業を終えることができました。
またお客様へのヒアリングの段階で詳細な情報を聞き取ることができましたので、しっかりと工事の段取りを組むことができ、短い期間で工事を終えることができました。
サンケイでは経験や知識を持ったスタッフが集じん機の解体撤去を行います。また安全装備を装着し、作業員の安全確保並びに周囲への安全対策をしっかりと行ったうえで作業いたしますので、安全で適正なご提案をすることができます。